2003年4月1日号
知られたくない女性の水虫、対策は「市販薬を使う」が4割超
〜ロート製薬・女ごころ・最新調査レポート「うつる恐怖、うつす恐怖!これが私たちの\"水虫\"観」
一般用医薬品の販売に関する規制緩和について議論スタート
〜厚生労働省「新指定医薬部外品検討会」
平均寿命、男性は関東・中部地方、女性は沖縄、北陸・中国地方が高い
〜厚生労働省「平成12年市区町村別生命表の概況」
ロート製薬が10〜50代の女性を対象にインターネット上で実施したアンケートによると、「現在水虫にかかっている、不安な症状がある」人は21.6%、「過去にかかったことがある」人は22.6%あり、これらをあわせた水虫経験者は4割に達している。治療法で最も多かったのは「市販薬を使う」(44. 3%)で、「すぐ医者に行く」(22.8%)を上回っている。水虫にかかっていることは人には知られたくない人がほとんどで、約36%の人が「不潔にしてなったと思われそう」を理由に挙げた。
(回答は「女の常識:水虫編」が1945人、「女の告白:水虫経験者編」が531人)
政府の規制改革会議が重点検討事項に掲げた「医薬品の一般小売店における販売」を受けて、厚生労働省の新指定医薬部外品検討会の初会合が3月18日に開催され、一般用医薬品の販売に関する規制緩和についての議論がスタートした。会合では、1999(平成11)年3月に行った15製品群の医薬部外品への移行後の状況や、一般用医薬品から医薬部外品へ移行するための一定の基準に関する事項等について議論された。
全国医薬品小売商業組合連合会・全日本薬種商協会・日本薬剤師会は、3月19日付で反対の「共同声明」を出している。
平均寿命(0歳の平均余命)が高いのは、男性では(1)岐阜県和良村(80.6年)、(2)岐阜県国府町(80.4年)、(3)神奈川県横浜市青葉区(80.3年)、女性では(1)沖縄県豊見城村(89.2年)、(2)沖縄県北中城村(88.5年)、(3)兵庫県猪名川町(88.4年)――だったことが、厚生労働省の調査でわかった。
一方、平均寿命が低かったのは、男性は(1)大阪府大阪市西成区(71.5年)、(2)青森県大鰐町(73.6年)、(3)青森県大間町(74.0年)、女性が(1)長野県天龍村(80.9年)、(2)徳島県一宇村(80.9年)、(3)徳島県東祖谷山村(81.1年)だった。平均寿命の最も高い市区町村と最も低い市区町村との差は、男性9.1年、女性8.3年。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/ckts00/index.html