2009年3月1日号
厚労省の「日本人の食事摂取基準」策定検討会」は2月23日、策定方針や見直し事項を固めた。同検討会は、2010年度から使用する「日本人の食事摂取基準」について、数字の策定や現場での活用に関する検討を行っている
対象となるのは、エネルギーやたんぱく質、脂質、炭水化物などの栄養素。摂取不足や摂取過剰による健康障害を回避するため、最新の知見に基づいて「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐用上限量」「目標量」の見直しを行う。
また2010年版では、年齢区分の「乳児(0〜11カ月)」を見直し、現在使用している2005年版の2区分(0〜5カ月、6〜11カ月)から3区分(0〜5カ月、6〜8カ月、9〜11カ月)に細分化する。
「2012年度までに、後発医薬品の数量シェアを30%(現状より倍増)以上」の目標を掲げる厚労省は、2月26日、後発医薬品の使用促進策の一環として、後発医薬品普及リーフレットを公表した。リーフレットでは、「どのくらい安いの?」「効き目は確か?」「種類はあるの?」の3項目について簡潔に説明。より詳しく知りたい場合には「医師・薬剤師にお気軽にご相談ください」とし、医政局経済課や後発医薬品の質問に応じる団体の連絡先電話番号を記載している。 リーフレットは厚労省ホームページからダウンロードできる。
「後発医薬品の使用促進について」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/index.html)