2009年11月24日号
薬学新制4年生9割が進学
薬学教育協議会まとめ
薬学教育協議会が全国の薬系大学の2010年3月卒業の薬学生972人を対象に新制4年生の就職動向調査の結果をまとめた。
結果によると、972名(男663名、女309名)のうち最も多い回答は「進学」で、895名(男623名、女272名)の92.1%であった。2009年の旧制4年生の調査では進学率が25%であったのに対し、2010年の進学率はおよそ3.7倍にも増加した結果となった。
進学率を学校種別でみると、国立大学生が93.9%、公立大学が98.6%、私立大学が84.8%。
一方、就職した人は67人(男46名女31名)で全体の7.1%にとどまった。
就職先の内訳は、企業営業職が19名、次いで企業研究・試験・製造、他業種への就職が各8人だった。初任給については33名が回答、「20〜22万未満」が13名と最も多かった。