2010年7月15日号
イオングループの3社が、コンビニとドラッグストアを融合させた新業態店の全国展開に乗り出すと、7月13日発表した。3社は、コンビニ事業を担うミニストップ、HACなどのドラッグストアを展開するCFSコーポレーション、関西地方を中心にドラッグストアを展開するタキヤ。8月に合弁会社を設立し、今後3年間で全国に200店出店する。
新会社名は、「れこっず(RECODS)」。資本金は、4億9000万円で、ミニストップが51%、CFSが30%、タキヤが19%をそれぞれ出資する。
新たに展開する店舗は、食品や雑誌に加え、OTC薬を販売。立地によっては調剤薬室を併設した店舗も出店していく構え。
日本医薬品登録販売者協会(日登協)の初の県支部となる「静岡県登録販売者協会」が、7月9日、発足した。県内に出店するドラッグストア企業11社が参加、全国に先駆け日登協の支部組織を立ち上げた形になる。
登録販売者の資質と地位の向上を目指し、継続研修の開催や、静岡県をはじめとする行政との連携・協力体制の構築などを中心に活動する予定。
静岡県での動きを受けて、ほかの都道府県でも、支部組織立ち上げの動きが起こっている。