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上町 亜希子(かんまち・あきこ) 氏

97年神戸学院大学薬学部生物薬学科卒業、同年(有)大阪ファルマ・プランあおぞら薬局に勤務し、98年に同そよかぜ薬局に。POS(Problem Oriented System)を導入し、患者の問題(Problem)を明確にし、薬局窓口や在宅訪問服薬指導時に問題解決を行っている。関西POS薬剤研究会評議委員。

"薬にまつわる嫌な思い出"を作らせないために
コミュニケーションを学び、患者の問題に迫る

「患者さんが抱える薬の問題はたくさんあります。それを解決する手助けが少しでもできるように、もっともっと患者さんに近づきたい」。そう話すのは、大阪 市西淀川区にあるそよかぜ薬局の上町亜希子さんだ。患者の問題点をつかむには、適切なコミュニケーションが大切と考え、来春から大阪教育大学大学院で行動 科学を学ぶ。夜間大学院のため、昼間は薬局薬剤師をやりながら、勉強を続ける予定の上町さんだ。

誰かがアドバイスをしてくれていたら・・・

 「私自身が、問題をいっぱい持った患者だった」。小児ぜんそくやアトピー性皮膚炎を患い、子ども時代は常に病院通いをしていたという上町さん。「薬が飲めない子だった」と当時を振り返る。

 薬が飲めないことで、母親にしかられ、すごく辛い思いをしたという記憶がある上町さんだが薬剤師になって「ちょっと飲み方を変えれば、もっと楽に飲めたはず」と思うことが多いと話す。

 例えば小学生時代に、抗ヒスタミン剤を服用していたため、授業中、眠気に襲われることがしばしばあった。先生はそんな上町さんをみんなの前で叱った。 「子どもながらにすごくショックだった」。大学に入り、薬のことを知るうちに、眠気が薬のせいだったことを知った上町さんは「どうしてあの時、誰かがその ことを教えてくれなかったんだろう」と思ったという。

薬を飲む方法や「眠気は薬のせい」ということを教えてくれる人がいたら、自分自身や母親のストレスはずっと軽減されていただろう――。自分のような患者が 一人でも減ってほしいとの思いから、上町さんは患者と対峙するときはいつも「何か、本人も気付かない問題があるのではないか」と考えるようにしているとい う。

化学式より大切なものはなに?

"薬にまつわる嫌な思い出"をたくさん持つ上町さんは「患者の役に立つ薬剤師になりたい」と思い、薬科大学へ進む。しかし授業は化学式ばかり。「すっかり落胆してしまった」と話す。「薬剤師として、薬学的な知識が必要なことはわかります。でもそれだけじゃ患者さんと向き合えないのではないかと、学生ながらに思っていました。それが何かは、漠然としていたのですが、臨床の場で患者さんと向き合うために、もっと大切なモノがあるのではないかとずっと考えていました」。そんな思いもあって、就職は薬局に決めた。薬局なら、「より身近な存在として患者のサポートができる」と考えたからだ。


コミュニケーション技術を学ぶ

  薬局薬剤師となった上町さんは、患者の言葉をとても大切にするようにしている。 「『薬は嫌いだ』という言葉も、患者によってその問題点は違っています。過去に副作用の経験があって薬嫌いになった人、「薬は身体に悪い」と信じ込んでい る人、嚥下が困難な人。同じ言葉の裏にも様々な背景があります。本当の気持ちを引き出すことや、態度、表情などから、言葉の裏にあるものを知ることがいか に難しいかを痛感します」。

コミュニケーションの大切さ、難しさを考えたときに、「感性や経験だけでなく、体系化された手法としてのコミュニケーションを学びたくなった」と上町さん。思い切って、大学院で医療コミュニケーション技術を学ぶことを決めた。

 春からは働きながら大学院へ通う予定だ。体力的にも経済的にも厳しいことは覚悟の上である。しかし薬科大学に入ったときから、ずっと思い続けてきた「"患者の薬にまつわる問題点を解決できる薬剤師"になるために大切なことを学ぶ」ために、新しい一歩を踏み出す計画だ。

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