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今月の薬剤師

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佐々木 勝洋 氏

広島県出身。1997年岐阜薬科大学卒業後、約2年間、東広島市の病院に勤務。その後、調剤室から出て人に近い場所で仕事がしたい」と、ハーティウォンツに入社。2003年6月から学術・DI担当となり、各店舗からの問い合わせに応じる。電話とパソコン、薬のハンドブックは常に携帯し、忙しい毎日を送る。

ドラッグストアのサポート薬剤師
〜薬、健康、生活のこと、何でもお答えします


子供がマキロンを飲んじゃったんですけど・・・

学術・DI担当というと多くの書籍が並んだ部屋で、一日中、文献や資料と格闘しているイメージだが、佐々木氏の場合はそうではない。もっとアクティブな学術・DI担当者だ。

 「お子さんがマキロンを飲んでしまったけれど大丈夫か、という問い合わせの電話が入ったのですが」。店舗から電話が入る。突然の問い合わせにもかかわら ず慌てる様子もなく、佐々木氏はパソコンを開き、マキロンの成分を調べる。さらに日本中毒センターのサイトを開き、マキロンに配合されている抗ヒスタミン 成分であるマレイン酸クロルフェニラミンを誤飲したときの致死量や初期症状、対処法などを調べていく。

 そして電話をかけてきた母親へコールバック。母親を不安にさせないように話しかけながら、子供の様子を聞き出し、アドバイスしていく。

 「母親の話によると、誤飲してからすでに2、3時間が経過していて、お子さんは元気で遊んでいるとのことでした。もし中毒を起こしているならすでに症状 が発現している時間ですし、飲料量が5ml程度と多くなかったこともあって、少し様子を見て、もし意識レベルが低下して眠ってしまうようなことがあった り、変わったことがあれば医療機関に連絡するようにお話しました」。

 土曜日の昼過ぎだったため、子供の容態が急変した場合に駆け込める近隣の救急医療機関と連絡先を伝えて電話を切った。


どんなことでも即座に調べて解答

 「これほど緊急度の高い問い合わせは、そう多くはありませんが、多い日で10件程度、1件もかかってこない日はほとんどありませんね」と佐々木氏。担当者となった2003年6月以来、社内で仕事をしているときはもちろん、電車に乗って いても、家でくつろいでいても電話がかかってくる。 店舗は年中無休で夜は8時まで営業している。その間は常に電話がかかってくる可能性がある。もちろん佐々木氏の休日や、どうしても電話に出られないときの ための担当者がいるが「休日でも、つい電話に出てしまうこともありますね」と笑う。

 もっとも多い問い合わせは、商品に関するものだ。テレビなどでたとえば「肝機能にはウコンが良い」などの表現がなされると、「ウコンの入った商品はどのようなものがありますか」と電話がかかってくる。

 ほかにも調剤室を持たない店舗に、医療用の薬を持ち込み「この薬は何の薬か?ここで買えるのか」と聞きに来る人も多く、その場合もスタッフから問い合わ せがくる。薬剤師ではないスタッフからの問い合わせには、特に慎重に、ヒートに書かれた薬の名前、色、形、錠剤に書かれた番号などを丁寧に確認する。

 質問の内容は薬のことに留まらない。「トイレの黄ばみを落とすのには、どの商品がよいかといった質問は多くありますね」。中には「車の中にヘビがいるの だが、どうしたらよいのか」といった驚くような電話もかかってくる。そんなときにも「ヘビは殺虫剤では死なないので、危険ですから保険所に連絡して・・」 と丁寧に答える。

 答えに窮するようなことも多く、また曖昧な答え、間違った答えはできないため、少しでも疑問に思うことがあれば、必ず調べて答えるのが佐々木氏のやり方 だ。インターネットが最大の情報源だが、専門家に直接問い合わせることもある。医薬品卸や製薬会社の学術担当者はもちろん、昆虫館や動物園に問い合わせた こともある。  「なるべく早くお答えする必要があるため、時間との勝負といった面もありますが、いろんな知識が増えて楽しいですよ」。


知識を多くのための人に使いたい

よろず問い合わせセンターといった感があるが、佐々木氏は「薬のことだけじゃなく、日常生活も含めてサポートするのが薬局の仕事」ととらえている。

 その思いは病院薬剤師から今の仕事に転職したときの気持ちにつながっているようだ。佐々木氏は薬科大学卒業後、病院の薬剤部に就職。来る日も来る日も調 剤室でひたすら調剤する仕事に「疑問を感じていた」という。「薬剤師としての知識を自己満足ではなく、人のために使いたい」と佐々木氏。だから再就職に は、調剤だけでなくOTC薬や医薬部外品、化粧品、健康食品、その他生活雑貨を取り扱うドラッグストアを選んだという。

 「薬剤師職の中では、ドラッグストアという場所は、薬剤師職の中でもっとも幅広い人と接することができる仕事だと思います」。

 佐々木氏は問い合わせがあった内容とその解答の報告書を全店舗に配布している。また最近では、仕事の合間に、健康食品について、成分名と、その成分に期 待される効果 、その成分が入った商品をまとめリスト化している。「自分が得た情報を会社内で共有化することで、お客様の問い合わせにより迅速に答えられる体制ができま す」と説明する佐々木氏。どんな問い合わせにも、できるだけ時間をかけずに適確な解答を探す、ドラッグストアのお助け薬剤師だ。



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